植物由来の代替肉（プラントベースドミート）が、近年いろいろ増えてきています。
昔からある乾燥ソイミートから、生肉と見紛う新世代のものまで種類もさまざま。
後者はアメリカのBeyond Meatをはじめ海外発のものが多い印象ですが、いよいよ日本発のものも出てきたようです。
今回は、そんな日本発の次世代プラントベースドミート「ネクストバーガー1.2」を実際に試してみたので、簡単ですがレポートします。
日本発の次世代代替肉「ネクストバーガー1.2」
今回試してみたのは、クラウドファンディング「MAKUAKE」で見つけた「ネクストバーガー1.2」。
東京にある代替肉の製造や、それを使った製品の企画販売事業を展開している「ネクストミート社」が出した、プラントベースドミートを使用したハンバーガーセットです。
（※MAKUAKEでの応援プロジェクトはすでに終了しています。）
MAKUAKEに掲載されていたストーリーから引用すると……
1. 地球環境を考えた、SDGsな日本発プラントベース（代替肉）ハンバーガーです。
2. 添加物ゼロで作られた国産パティを使用し、さらに天然成分のサラシア配合ソースを使用。
3. 食肉を減らしていくことが、地球環境に良い影響を与えるということを知ってもらいたい。
地球環境と健康を意識した製品のようです。
実際に注文して、食べてみるまで
前々から代替肉自体にに興味もあったし、それを作るにいたるストーリーにも期待と共感をおぼえたので、応援購入することに決めました。
MAKUAKEで応援購入
いくつかプランがありましたが、ボリュームも金額も一番お手頃な「ネクストバーガー1.2 4個セット」を購入することに。
こういうクラファンは初めてだということもあり、期待半分、不安半分でポチってみました。
届いた！
応援購入をポチッとした数週間後、そのことを忘れかけていたある日、冷凍便でネクストバーガーが届きました。
ワクワクしながら早速開梱してみると・・・
まずバンズとソースが顔を出しました。
そして、その下に・・・
ネクストバーガーのネクストたる所以。次世代の代替肉で作られたハンバーグパティが！
パティは、うっすら赤みがかった茶色で、波打った表面は、普通のフライパンで焼いても、お店で出てくるグリルパンで焼いたような焼き目がつくのではないかと、期待させます。
ちなみに、成分はこんな感じ
こういう成分表示って、使われている分量の多いものから先に書かれているんですよね。
ということは、その正確な割合はわかりませんが、オニオンソテーがたくさん使われていると。
玉ねぎの甘味と旨味がたっぷり効いている感じかなと想像できます。
あと、ソイミートと思っていたので、豆は大豆オンリーかと思ったらエンドウ豆のタンパクも使用されていますね。
また、特筆すべきは添加物が一切使われていない点。よりヘルシーさが増します。
調理開始〜♪
そして、さっそく調理開始。
といっても、油を少量ひいて熱したフライパンで、両面を10分弱焼くだけ。
※時間はうろ覚えです。すみません。今回写真を取り忘れたのですが、そのあたりはちゃんと、作り方を説明した紙が同封されているので、ご安心を。
どうです？上のパッケージされた写真では分かりにくかったかもしれませんが、ほんのり赤みがかった色が、本物のミンチ肉を彷彿とさせますよね。
そして焼き上がり。
この時点ですでに、うまそ〜〜〜！
やはり予想通り、波打った表面は、グリルパンで焼いたようなしましまの焦げ目を生み、リッチなハンバーグの様相。
味と直接関係ないかもしれないですが、こういう演出面って非常に大切だと思います！
食べてみた。果たしてそのお味は？？
パティが焼けたらソースを塗って、別にトースターで温めていたバンズに、野菜と一緒に挟んでネクストバーガーの出来上がり！
せっかくのプラントベースドミートなので、一緒に挟んだ具材も、レタス、トマト、マッシュルームと、ベジオンリーにしました。って当たり前かｗ
パティも80gあるし、トマトベースのソースも濃厚で、全部植物由来だと思えないほどガッツリ感のあるハンバーガー。でも、食後感は軽い。というのが不思議な感じでした。
今後への期待
ただ、パティは個人的には少し柔らかすぎる印象でした。
もう少し噛みごたえのある肉肉しい感じ、例えばパン粉や玉ねぎを使わない牛肉100%のハンバーガーの方向に寄せていくと、もっと満足感が出そうだと思いました。（個人の感想です）
あと、そこは本質じゃない！って言われそうですが、ソースはめちゃくちゃおいしかったです。
ネクストミートのホームページを見ると、プラントベースドミートを使った牛丼や焼き肉も展開しているそう。焼き肉は東京都内にいくつか実店舗があるようなので、今度行って食べてみたいと思います。
プラントベースドミート事情については海外のものも含めて、さらに掘っていければなと。
ではまた～
